こんにちは。ハトです😃
今回もじっちゃまこと広瀬隆雄さんのYouTubeの要約です。
短期での米国株投資目的と自分の勉強の為に見ています。
話されていた内容を自分のためにもメモ代わりに要約して載せたいと思います。
興味がある方はぜひ本家の方のyoutubeの方もチェックしてください。
今回はワクチン承認後の株式市場についてです。
ファイザーがFDAにワクチンの承認を申請
ファイザー、バイオンテックが金曜日の午後にFDAに対して新型コロナワクチンの緊急使用承認を申請した。
これから審査に入る。12月10日までには承認の可否が出ると言われている。もし承認となれば出荷されるのは15日くらいになる見込み。
まず医療関係者に投与が始まる。その後は、最初は数が限られているので高齢者がいる老人ホーム等に優先的に回っていく。
同時に最初に投与した医療関係者に対してはモニターし続ける。結果が良ければ緊急使用承認を外して正式な承認に切り替える。
これらは何が違うか。EUA(緊急使用承認)は政府指定の特定の病院からでないとワクチンを配れない。薬局を経由して幅広く投与することができない。アメリカの一般市民に回ってくるのは2021年の5、6月くらいになると言われている。
モデルナが数週間遅れで申請すると言われている。アストラゼネカのワクチンも準備が整いつつあると言われている。
そうするとこれまではいいワクチンがないという渇望感があったが、これからはワクチンがじゃぶじゃぶになっちゃくリスクもあると思う。
ワクチン株について
アメリカには相場の格言でbuy on dreams sell on reallityという格言がある。日本には「相場は知ったらおしまいだ」という格言がある。
つまり承認されて株価が上がり続けることもあるかもしれないが、承認が続けばあっという間にコモディティ化するリスクもあると思う。
広瀬氏はワクチンはやってない。降りました。
もしワクチンが承認されたら株式市場はどうなるのか
一番重要なのは市中金利だと思っている。 言い換えると米国10年債利回り。今8.3%くらい。今後どうなるかに気を付ける必要がある。
もしワクチンが承認されたら、人々が街に出て景気が良くなり、長期金利がするする上がってくる可能性がある。
今のマーケットは2極分離、明暗が綺麗に分かれている。勝ち組はGAFA、リモートワーク系、ネット系、テクノロジー系。
これらの銘柄はPERが80倍、100倍超えるようなものがざらにある。非常にバリュエーションが高くなっている。
一方それ以外の銘柄は非常にバリュエーションが低くなっている。ハイパーグロース株が儲かっている間は投資家は付き合っているが儲からなくなった瞬間に他の銘柄に乗り換える可能性がある。
GAFA等のハイパーグロース株が株式市場全体に占める割合は非常に高くなっている。なのでGAFAに投じられている資金のほんの一部が他のセクターに投じられると怒涛の資金が流れ込んでくる。株価を引き上げるのにそれほど資金量は必要ないという話をしている。
企業としてのクオリティ、業績の良さは圧倒的にGAFA、SAAS銘柄、リモートワーク銘柄の方が良い。それは否定しない。
しかしバリュエーションは割高になっている。それゆえにほんの少しでも決算が悪かった場合バコーンと売られる。
リスクリワードで考えるとGAFAなどはペイしなくなっている。面白くなくなってきている。実際そこら辺の銘柄が儲からなくなってきていて案外苦しんでいる人も多いのでは。もっとひどくなるかも。
アメリカの現状と足元の景気について
今アメリカの状況は新型コロナの蔓延により非常に悪くなっている。家から外出できないくらい。ロックダウンを言われるまでもなく怖くて家から出れないという状況。
チェースのクレジットカードのトランザクションデータを見るとまた落ち込み始めている。今年の3月に見られた大きな消費の落ち込みと同じような事が起きようとしている。
目先、足元の景気は弱いという話。なのでリモートワーク銘柄はまだしばらく遊べる。
次の決算その次も業績は悪くならないと思う。業績見ながらまだ持ってても大丈夫と思う。でもいつかは捕まる。それは来年かもしれないが今は業績の心配する必要ない。
今年のクリスマス商戦はデジタルクリスマスになる。実店舗で買うことはできない。Amazon、ショッピファイ、エッツィは良いと思う。
ただ来年以降ワクチンが承認されたらピークデジタルになる可能性がある。前年比較がめちゃくちゃ厳しくなる。
4期連続で前年同期比マイナスという可能性もある。Amazonはグロース株なので4期連続で決算が悪い状況で値を保つという事はあり得ない。
一例としてエヌビディアがある。売り上げが悪かった時株価ざっくり調整した。前年比較が悪いと株価厳しくなる。
2021年の相場は難しくなるかも
今年の相場は非常に簡単だった。新型コロナが発生した2月にFRBが政策金利をぐっと下げてゼロ金利を打ち出した。量的緩和政策で市中にキャッシュをばらまいた。行き場をなくしたキャッシュが株式に流れ込んだので3月くらいに株買っとけば楽勝で儲かった。
来年はそういう相場にならないかもしれない。いまはみんな家にいて現金を握りしめているのでお金が回らない。お金の流通が下がっている。クレジットクランチ、貸し渋りが起こるリスクがある。それを防ぐためにFRBはどんどん緩和した。
ワクチンが承認されてみんなが街に出てキャッシュを使い始めるとお金の流通が高くなる。FRBとしては逆にある時点で政策金利を上げていかなければいけなくなるかも。しばらく先の話になると思うが。
2021年の株式市場は今年よりもはるかに難しくなる。マクロ経済分かってないと相場張れない。
リターンの期待も下げるべきだと思う。今年は年初来株価プラス10%位で推移している。来年はプラス3%くらいだと思っている。
来年の方がおいしくない相場を予想している。こういう時はETFのインデックス系を買うといいと思う。VTIとか。
来年はストックピッキングは非常に難しくなる。上手く儲からなくなるかも。上手くできないと感じたら全降りするのではなくETFに移ればよいと思う。VTIとかSPYとか。環境がまたよくなったら個別株に戻せばよい。
来年のアメリカ株のリターンは3%くらいだろうと思う。iDeCo、NISAをやっている人は投資やめないでください。インデックス系にコツコツ投資していください。
セクター戦略で言うと面白いように儲かった今年のようなことが続くとは考えていない。
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