【米国株投資】じっちゃまのYouTubeをフォロー。8月11日放送分を紹介③~質問コーナー~

株式投資
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前回からの続きです。

じっちゃまこと広瀬隆雄さんのYouTubeで話していた内容を要約しています。

今回はじっちゃまが投げ銭で寄せられた質問に答えているパートです。

前回同様あくまで個人の見解ですので投資は自己責任です。


MarketHack流 世界一わかりやすい米国式投資の技法

キュアバックス推奨購入時期や遊べる機関などあれば教えてください

ロードショー見てからご案内差し上げます。

ロードショー(英語:road show)とは、募集又は売出し(IPO又はPOなど)に際して、有価証券届出書想定発行価格を記載したもの)の提出又はPOにおける売出しに係る適時開示の実施後に、当該株式の発行会社の代表者が財務担当者等を同行し、価格発見能力に優れた複数の機関投資家に対して自社の会社内容などについて説明を行うプロセス(会社説明会)をいう。IPO時などの募集又は売出しに係る価格の需給動向を判断する場ともなる。また、ディスクロージャーという呼ばれ方をすることもある。

Wikipediaより

失業給付の延長が昨今の相場の変調を起こしている気がする お金がまかれたら金や株はまた上がると思うがどうか

議会ですったもんだしている。トランプが大統領令で余った予算からお金をばらまくといっている。それが起こる可能性が高いのでは。

投資家はその大統領令も無視してるし、いつか何らかの法案が通るのではと思っている。今の時点ではそれほどピリピリしてないのが現状。

今期の好決算銘柄に投資機関のお金が入ってない気がするがどうでしょうか

明らかに機関投資家のレーダースクリーンに乗ってきていると思う株もある。例えばプラグパワー。

今回の決算クリーンだった。カンファレンスコール良かった。好印象を持った投資家多かったのでは。

SBLKの今後の見通し

スターバルクキャリアーズというバラ積み船の船会社。この間の決算良かった。

今月の初め製造業購買担当者指数が各国から出ているがその中でも中国、オーストラリア、カナダといった国のPMIが非常に良かった。素材、建設資材といったものが少し上向き始めていると感じる。

今はこの辺の銘柄は全然人気がない。なので比較的ローリスクでとれるのではと思って見ている。

同様の理由でコンテナ船の銘柄でダナオス(DAC)にも注目している。ホテル株航空株などがいつ買いか質問を受けるが、今じゃないと思う。

幕間つなぎとしてSAAS銘柄からホテル株に行くまでの中間で遊べる銘柄探しててそれがSBLKやDACじゃないかと思っている。

決算の時、前年比売上高成長率を言ってくれるがどう分析すれば良いか

無視してくれて結構です。ただ前年との文脈が分かるように入れている。それがいちばん重要な指標ではない。

コストコの最近の動きどうか

足元の業績堅調なはず。次の決算9月24日までない。ちなみに5月28日の第3四半期決算、

EPS 予想1ドル86セント に対して結果 1ドル89セント
   売上高予想366.6億ドル に対して結果 373億ドル
   売上高成長率前年同期比プラス6.7%

全社既存店売上比較プラス7.8%
新型コロナのまっただなかとしては非常にいい数字。ファンダメンタルズに裏打ちされた株価の動きだと思う。

NIO決算出たようですがどうでしょうか

第2四半期 決算

EPS コンセンサス予想-1.79人民元 に対して結果 -1.08人民元
   売上高コンセンサス予想35.1億人民元 に対して結果 34.9億人民元
   売上高成長率前年同期比プラス146.5%

第3四半期ガイダンス 売り上げ予想39.8億人民元 に対して 新ガイダンスレンジで40.5-42.1億人民元

納車台数1.1万台から1.15万台を見込んでいる。前年比+129.2%-139.6%になるだろう。

引き続き高い成長売り上げモメンタムだと思う。今季の売上高少なかった。

フルジェント・ジェネティクス (FLGT)どうでしょうか

8月4日決算

EPSコンセンサス予想-2セント に対して結果 17セント
売上高予想1000万ドル に対して結果 1730万ドル
売上高成長率前年同期比プラス105%
中身知らないが決算は良い

良好な決算の後で下がる理由教えて

色々あると思う。株価に織り込み済みとか。1か月、3か月、1年後にみて振り返ってみるといい決算なのに売られたというのは、ラウンディングエラー(丸め誤差)というか取るに足らないくらい小さなこと。

決算発表後の株価の動きに惑わされないで。そのために決算を精査している。握力を高めるためにやって欲しい。

決算が良いか悪いかだけが重要で株価の動きはくそどうでもよい。好決算の後でも買いに行きなさいと言ってる理由はその上げ分はくそどうでもよいから。

コンセンサス予想の数字を確認するのはどのサイトを見ているのか

例えば英語版Yahooファイナンスとか。

昔のコラムを見るとコンセンサス予想に加えてウィスパーとの対比が載っていたが今しないのはなぜ

話が非常に複雑になるから。ウィスパーはそれほど重要じゃないと思う。

金融相場5年くらい続くといっていたが経験則ですか

経験則です。しかも金融相場の期間はだんだん長くなっている。

ムニューシン米財務長官が来年末で米会計基準を満たさない中国企業を上場廃止にするというニュースがあった NIOなどのADR含めほとんどの銘柄が対応していないがどうか

もし上場廃止になるとなってもそれから3年かかると思う。まだまだ逃げるチャンスはある。そうならない可能性が大きいのので決めてかからないで。

投資する上限割合を決めて個別株投資している 上限を超えて上がった銘柄を清算して他の銘柄を買うべきか 伸びの遅い銘柄を清算すべきか

テンバガーを見つけるのを究極的に目的にしたいと思っている。10銘柄ポートフォリオにあるとしてそのうち1つがテンバガーになっとしたらなぜその良い銘柄を売らないといけないのか。

ダメな奴から順番に切っていけばよい。ポートフォリオの管理の仕方は悪いものから切っていってください。ロスチャイルドか誰かがバラを切るようにポートフォリオ管理しろと言ったという格言がある。しおれた部分を切って。

昨日の二コラのニュースは良いニュースか


非常に良いニュース。

テスラはかっこいい車をリッチな人に売る。二コラはEVトラックのメーカーである意味テスラのライバル。だが競争するエリアが違う。二コラは泥まみれになって働く業務用車のメーカー。

昨日のニュースはどういったものかというと、リパブリックというゴミ処理会社に対してゴミ回収車2500台を納車するというもの。目の子で言えば7億ドルくらいの契約。

いずれはリパブリックのごみ回収車は100%EVになると思おう 昨日の契約は全車の13%くらい。もっと大きな追加注文があるかも。

ライバル会社のウェイストマネージメント(業界ナンバー1)もEVにするかもしれない。大きなトレンドになるかもしれない。

エマージェントの今後の展開

エマージェントはもっとビジネス増える可能性がある。

ビヨンドミート決算出ましたけどホールドで良いか

第2四半期決算 EPS予想-2セント に対して結果 -2セント
        売上高予想993.5万ドル に対して結果 1.13億ドル
        売上高成長率前年同期比プラス68.5%
良いです

決算クリアというのは減収減益でも予想を上回っていれば良いという事ですか

その通りです。あくまでコンセンサスに対して良かったか悪かったか。

なぜかというと、効率的市場仮説という考え方がある。株価はその時の投資家が知りうる好材料、悪材料を刻々とリアルタイムで織り込んでいるという考え方。

アナリストの強気な予想も株価に織り込み済みになっている。だからその予想からどれだけ外れたかの誤差の部分だけを問題にすればよいという事。

以前紹介されていたルルレモンどうでしょうか

6月11日第1四半期

EPS 予想27セント に対して結果 22セント
 売上高予想6.96億ドル に対して結果 6.52億ドル
売上高成長率前年同期比マイナス16.7%

専門店を持っているがコロナの影響で客足が遠のいた。オンラインに力を入れている。上手くいってるが業績は悪くなっている。

次の決算9月5日。コンセンサス予想51セント。この決算が良ければ買っても良いかも。

金価格下がっているがHMY大丈夫か

金価格が下落する局面では金鉱株の株価は金価格よりもっと速いスピードで下がる。中長期の趨勢ではまだ上だと思う。

今後のSAAS銘柄ですが売る材料があるとすれば何か

決算が悪ければ売ってください。悪かったのはアトラシアン。

ヴァックスアートについて見解を聞きたい

先日IND(investigational new drug )のファイリングが始まった。動物実験ではなく人体実験しても良いかをFDAに対してお伺いを立てる事。承認されると第1相臨床試験に行ける。ようやくまな板に乗ってきた。

コロナからの欧州の回復見通しについて、欧州債と絡めてコメントください

①ヨーロッパの新型コロナの抑え込みの方がアメリカよりも成功している。

②欧州復興基金の一環としてユーロボンド(欧州共同債)を出すことが決まった。グロース経済成長に力点を置いた政策。

ヨーロッパはプチブームが来るのではと考えている。強気に考えている。通貨ユーロに関しても強気。

(トゥーユー)TWOU 下げてるけど保有してて大丈夫か

7月30日決算
第2四半期 EPS予想-39セント に対して結果 -34セント
売上高予想 1.75億ドル に対して結果 1.83億ドル
売上高成長率前年同期比プラス34.9%

8月6日680万株を45ドル50セントで値決めしている。それが株価の新しい節目になっている。

ブラックライン 決算も良かったが下がった なぜか

8月6日決算
EPS予想11セント に対して結果 20セント
売上高予想 8106万ドル に対して結果 8327万ドル
売上高成長率前年同期比プラス19.5%

ガイダンス EPS予想10セント に対して新ガイダンスレンジで11-12セント
    売上高予想8490万ドル に対して新ガイダンスレンジで8450から8550万ドル

2020年通年ガイダンス
  EPS予想42セント に対して新ガイダンスレンジで45-49セント
  売上高予想3.4億ドル に対して新ガイダンスレンジで3.36億ドル-3.39億ドル

フォローしてないのでわからない。

その他

・ssssはホールドで良い

・IPHI TSMC AMD新たに買いましたがPLUGの方が良いか
 →そこら辺の銘柄でもよい

・IPHI決算良かったのになぜこんなに売り込まれているのか
 →大丈夫だと思う

・一番の買い銘柄は
 → 一番好きなのはプラグパワー

・ZM中国での販売で間にパートナーを入れるようだが業績への影響は大きいか
 →皆無だと思う

・テスラは買い リボンゴヘルスも買い クワイデルも買い SBLKも買い

・バイデン勝ちに備え新規株購入控えた方が良いか
 →そんなこともない 9月くらいになったら考える

・ソレントどうでしょうか
 →あまり注目してない 実績がない 

・アストラゼネカまだ買いか
 →ワクチン抜きにしても長期目線で良い銘柄と思う

・ブルーエプロンいかがでしょうか
 →ストーリーは良いけど 株価的には今一つ

長丁場で後半じっちゃまお疲れのようでした。私も疲れました。ではまた・・・


MarketHack流 世界一わかりやすい米国式投資の技法

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