こんにちは。ハトです。
4月9日イギリスのエリザベス女王の夫エディンバラ公フィリップ殿下がお亡くなりになりました。謹んでお悔やみ申し上げます。
色々な映画やドラマでイギリス王室（王家）が描かれています。多くの人を魅了するイギリス王家に関する映画やドラマを時系列順に見ていくと面白いかなと思い記事にしてみました。
あくまでも映画なので史実に忠実なわけではないと思います。詳しくは専門書等を見られることをお勧めします。
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ブーリン家の姉妹
監督：ピーター・モーガン 主演：ナタリー・ポートマン スカーレット・ヨハンソン
16世紀のイングランド。国王ヘンリー8世は世継ぎに恵まれずにいた。貴族のブーリン家は姉妹のうち長女のアンを王に差し出すが、ヘンリー8世は妹のメアリーを気に入ってしまう。
国王の権力と愛をめぐり実の姉妹による愛憎劇が巻き起こります。アンの子供はのちのエリザベス1世になりますがそれまでに起こった事が分かって面白いです。
2人の名女優ナタリー・ポートマンとスカーレット・ヨハンソンの共演も見所です。
エリザベス
監督：シェカール・カプール 主演：ケイト・ブランシェット
16世紀のイングランド。ヘンリー8世の死後娘のメアリー1世が王女となっていた。アン・ブーリンの娘であるエリザベスはメアリーから1年間幽閉されたのち女王となった。
25歳という若さで女王となったエリザベスは様々な困難に見舞われる。しかし腹心ウォルシンガムの暗躍にも助けられやがて絶対的な女王へと成長していく。
ケイト・ブランシェット、ジェフリー・ラッシュといった名優の演技も素晴らしい歴史大作。第71回アカデミー賞7部門ノミネート。
エリザベス・ゴールデンエイジ
エリザベス：ゴールデン・エイジ 【Blu-ray ベスト・ライブラリー100】
監督：シェカール・カプール 主演：ケイト・ブランシェット
前作のスタッフ・キャストを再結集して作られた続編。
当時無敵艦隊を要していた大国スペインやスコットランド、カトリック教徒との戦いを描いた大作。イングランドが黄金時代を迎える礎となった時代を描いている。
強さと女性らしさを見事に演じたケイト・ブランシェットが素晴らしい。
英国王のスピーチ
英国王のスピーチ コレクターズ・エディション [Blu-ray]
監督：トム・フーパー 主演：コリン・ファース
時は流れ（だいぶ流れ）２0世紀イギリス王ジョージ6世を描いた作品。内気で吃音症だったジョージ6世は、吃音症を克服するための言語療法士を探していたがなかなかうまくいかなかった。ある時平民出身の言語療法士の評判を聞きダメもとで治療を試みるが・・・。
知られざるイギリス王の悩みを克服するため、のちに友人となる言語療法士や妻とともに懸命に努力する様子を時にコミカルに時にシリアスに描いている。第2次大戦前夜という時代、図らずも国王とならざるを得なかった境遇など苦悩も描かれるが全体的に明るく前向きな感じが好きです。
主演のコリン・ファースや共演のヘレナ・ボナム＝カーター、ジェフリー・ラッシュ（ここにも出てきた）の演技も素晴らしい。
第83回アカデミー賞では作品賞など4部門を受賞。
ザ・クラウン
ネットフリックスで放映中のドラマシリーズ。
現在の女王エリザベス2世を中心に描かれており、現在シーズン4まで放映中（シーズン6までの製作が決まっている）。
「英国王のスピーチ」で主役だったジョージ6世（今作にもシーズン１で登場）の子エリザベス2世がジョージ6世の死を受けて女王となる所から描かれる。
26歳の若さで女王に即位しており初代エリザベス1世と被って見えるところもある。女王という立場に戸惑い迷いながらも色々な経験を通じて女王の責務を全うしていく。
名エピソード、名台詞が多く脚本も素晴らしいと思うドラマシリーズですが、結構好きなセリフはシーズン３のフィリップ殿下のエリザベスに対してのセリフです（実際には言ってないと思いますが😅）女王エリザベスとその妹マーガレットについて言っています。
君の家族は魅力的なものと退屈なもので成り立っている。ウィンザー朝の王たちはみな退屈なものばかり。君もそうだ。だが退屈で信頼厚く勇敢なものと並行して別なものも存在する。彼らは魅力的で個人主義を貫きそして危険でもある。君は女王、彼女は危なっかしい君の妹さ。
いつの時代もしっかり者だが退屈な王と魅力的だが危なっかしい身内が存在するのは「英国王のスピーチ」や過去の歴史を見てもその通りなのかもと思います。
現代でいうとチャールズ皇太子やヘンリー王子でしょうか。歴史は繰り返すといった感じではたから見ると興味深く面白くもあります。
以上です！お楽しみいただけたら幸いです。
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