こんにちは。ハトです😃
今回もじっちゃまこと広瀬隆雄さんのYouTubeの要約です。
短期での米国株投資目的と自分の勉強の為に見ています。
話されていた内容を自分のためにもメモ代わりに要約して載せたいと思います。
興味がある方はぜひ本家の方のyoutubeの方もチェックしてください。
今回はじっちゃまの最近の注目銘柄紹介で、カナダグース、グッドアールエックス、GMについてです。
カナダグース(GOOS)について
会社の概要
カナダの会社。ナスダックにも上場されている。 防寒用高級アパレルを製造するカナダの企業。 ダウンジャケットや防寒服を作っている。最近ではニットウェア、アクセサリーなども。
カナダトロントで1957年創業。カナダ国内で生産している。流行を追わずに機能性を重視する。
ブランドとしては最近人気が出てちゃらちゃらした印象だが社風は保守的な経営じゃないかなと思う。
売上高は伸びてる。売上高成長率年率プラス27%成長くらい。価格設定はかなり高め。高級品。グロースマージンが高い。
現在の株価
投資家は、10月下旬から11月くらいにワクチン承認となると相場はどうなるか考える。旅行関係とかアウトドアとかを物色する。
カナダグースの株価は高値から半値になっている。PER31倍くらい。ピークの頃の比べると安くなっている。
しかしファンダメンタルズは悪化していない。2020年度の売り上げもプラスだった。
新型コロナによる影響は?
上記の理由としては冬物衣料の会社なので7割くらいが冬の期間に立つ。
2020年度の会計年度は3月末で締めだったので、新型コロナの影響を受けたのは1か月だけだった。
3月以降カナダ政府がロックダウンを要請した。カナダの製造業の多くは工場を閉鎖した。カナダグースも閉鎖した。
これはラッキーだった。次の年のための増産をやる前の時期に工場を閉める事が出来た。
じっくり今年の需要動向や生産計画を4、5、6月に見極めることができた。
他のアパレルメーカーにない独特の状況だった。カナダ国内で生産しているから。
これからの展望
これからハイシーズンに入っていくが、現在の在庫戦略は非常に適正。生産計画も無理のない。
そのタイミングでワクチンができたら、消費が刺激される新シーズンを迎えることができるというストーリー。
グッドアールエックス(GDRX)について
グッドアールエックスの提供しているアプリ
今週23日にIPOされる。初値24~28ドルくらい。注目される銘柄。
スマホのアプリで薬の料金を比較する機能を提供している。
病院を受診すると処方薬に関して処方箋を書いてもらう。そこから処方箋をもって薬局に行かないといけない。みんな行きつけの薬局に行く。
アプリに処方箋を入力すると薬局ごとの価格が表示される。一番安い値段でお薬を出してくれるところに行ける。
薬局ごとに薬の値段が違う
なぜ薬の値段が違うのか。一瓶5ドルから90ドルくらいの差がある。薬はPBM(Pharmacy Benefit Manager)という卸業者がいろんな薬局と契約を結んでいていろんな特売のクーポンを出している。
ボリュームディスカウントもある。複雑な取り決めがいっぱいある。
薬局の薬剤師でさせ他の薬局に比べて高いのか安いのかさえ見当がつかない。薬価はしっちゃかめっちゃかになっているので、アプリで探せるのはすごいメリット。
ちょっとしたブームになっている。非常に認知度の高いブランドになっていて、このIPOもホットになるのではと思っている。
アプリを使う事によるデメリットは?
消費者にとってグッドアールエックスを使う事による悪い面は、誰がどの薬局でどの薬を買ったという情報が薬の卸(PBM)に渡されてしまうこと。
その個人データは転売可能で薬事法で決まっている。個人情報に関しては社会的に敏感になっているし、人によって感じ方は違う。
人によっては嫌だという人もいるし、知られても安い方が良いという人は使う。
グッドアールエックスの経営状況は?
ベンチャーキャピタルの会社でシルバーレイクパートナーズがスポンサーについている。売上高年率プラス57%で急成長。
この会社はもう黒字になっている。IPOする会社でのっけから黒字は少ない。
ゼネラルモーターズ(GM)
最近のハイテク株の下落について
最近ネット株の調子が悪い。大統領選挙があと45日くらいで佳境に入っている。
投資家がひょっとしてトランプ負けたらヤバイと、リスクエクスポージャー(リスクのある資産)を落としたいと考えている。
ネット株だけだったらバリュエーションが高いので、分散したい。ワクチン完成してみんなが街に出たらネット関係がリアルに大きく振れることを心配している。
バリュー投資のアイデアとしてGMが面白いのではと思う。
先日の二コラとの提携のニュース
先日二コラのピックアップトラックの下請けとしてGMがバジャーを製造すると発表して話題になった。
GMのCEOメアリー・バーラは自社のEV技術を使ってくれる人が増えるのであればブランドなんかどうでも良いと考えた。
メアリーは18歳で就職で生粋の技術職畑。お父さんもGMの組立工。GMの大学
で高等教育を受けて、スタンフォード大学のMBAを取得した苦労人。
非常に工場の事はよくわかっているしGM愛がある。GMが生き残るためにはマーケットシェアNo.1にこだわっていてはダメだと判断した。
GMのピックアップトラックはシェアリーダーで競争力があってマージンも大きいので特化していこうとしている。
ある意味守りの経営を打ち出している。ピックアップトラックは負けられない分野。
将来的なEVピックアップトラックの分野でも負けたくないので、今はGMブランドで売っても売れないと思うので二コラの下請けから始める。
※先日の二コラのニュースについては先日の放送でも取り上げられました。
現在の株価と経営状況は?
現在PER7倍くらいの株。じっちゃまが現役時代自動車株を取引していた。主にフォードを取り扱っていた。
過去の業績を見るとフォードは常にピカピカ。クライスラーとGMはダメ。
GMの収益性はまだら模様で政府から救済を受けた事もあった。ここ数年、2013以降くらいから、以前より収益力が上がっている。
しっかり経営されている大手自動車会社の一つと思う。
コメント