前回からの続きです。
じっちゃまこと広瀬隆雄さんのYouTubeで話していた内容を要約しています。
今回はじっちゃまが投げ銭で寄せられた質問に答えているパートです。
前回同様あくまで個人の見解ですので投資は自己責任です。
HMY下がったけどなぜか
金価格が上がった後はスパイクする。価格が跳ね上がる。そのあとは力なく下がる。1回下押しした後でサポートするともう一回伸びていく。新値になるとみんな飛び乗る。その後下がることはシナリオ通り。あたふたしないで。
POWIガイダンスが悪かったようですが見方が分からない
第2四半期の決算
EPS予想64セント に対して結果 66セント
売上高予想1.064億ドル に対して結果 1.068億ドル
売上高成長率前年同期比プラス3.9%
第3四半期のガイダンス 売上高 予想1.136億ドル に対して 新ガイダンスレンジ1.1~1.2億ドル
新ガイダンスは平均すると1.15億ドルになる。予想より良い。悪くないガイダンス。仲値を計算して平均して比べることが大事。
ssssは決算関係ないとの事だが判断材料あるか
今後のIPOのスケジュールが判断材料になる。ssssはクローズドエンドファンド。会社型ファンド。他の企業の株式を買って支配している。
IPOが来るたびごとに持ち株の含み益が増える。ゆくゆくは売却益を得る。そういうビジネスモデル。いつポートフォリオに入っている企業がIPOされるかが大事。
次の株価刺激材料はパランティアという会社のIPO。ゆくゆくはコーセラ、コースヒーローのIPOになる。
HMY金価格が上がってもコロナで採掘できない噂があるがどうか
関係ないんじゃない?ガセ?
金山で働く探鉱者は厳しい環境で働く。リスクはいっぱいある。コロナがすべてではない。
金が生産できるかどうかは今の時点では関係ない。なぜならHMYやアングロゴールドアシャンティ、ゴールドフィールズなどの南アフリカの金山は沢山の確認埋蔵量を持っている。
今のように金価格が上昇している局面では最も重要な株価のドライバーは含み資産(確認埋蔵量×金価格)。生産量は関係ない。あたふたしないで。
ただし金価格が一回ブレイクしたら一回下がる。上でもレバレッジ掛かるけど下でもレバレッジ掛かる。トレーダーになりたいならもっと丁寧なトレードしてください。
半年1年の期間でみるなら抱いとけばよい。
エヌシーノの値動きについての感想
心配していない。IPO後初の決算発表がまだなのでそれを静かに待ちたい。
SLV高値掴みしたけど問題ないか
問題ない。金にせよ銀にせよ新波動に入ったばかり。カップウィズハンドルというチャートパターンは投資家が好きなパターンで、アメリカで投資している投資家の80%くらいが好き。今の金チャートはそういうパターンになりつつある。エキサイティングな局面。あたふたしないで。
日本のネット証券で米株を買うとコストがかかる。どう考えるか
アップルみたいな値がさ株は1株とかしか買えない投資家多いと思う。今回株式分割は個人投資家には助けになるが、ファンダメンタルは一切変わらない。
高い株を買うと取引コストが高くなるので、低位株をたくさん買う方が有利かなとかは自分で計算して判断してください。
プルーラルサイト(PS)の決算は良かったか
第2四半期の決算
EPS予想-12セント に対して結果 -2セント
売上高予想8823万ドル に対して結果 9477万ドル
売上高成長率前年同期比プラス25%
第3四半期 のガイダンス EPS予想-10セント に対して新ガイダンスレンジで-5~-6セント
売上高 予想9366万ドル に対して 新ガイダンスレンジ9500~9600万ドル
2020年通年 EPS予想-38セント 新ガイダンスレンジ-27~-19セント
売上高3.94億ドル にたいして 新ガイダンスレンジ3.75~3.9億ドル
旧ガイダンスは3.65~3.9億ドルだった 旧に比べると新の方がレンジの下限がアップしている。しかしアナリストの予想数字は3.94億ドルでまだ届いていない。
大きくは心配していない。
パワーインテグレーションズはトランプ大統領が当選したら暴落するか
それはありません。この会社はすごく地味な会社。花がない。パワー半導体の会社。
逆に言うと流行り廃りがない。家電、ハイテク製品、スマホ、パソコン、タブレットといった製品がどういう風に移っていっているかの趨勢が非常に大事。今のトレンドの例で言うとiPhoneなどで使われている小型アダプターに使われている。
家の中にいつの間にか多くある。そういうトレンドが続くとパワーインテグレーションズの株価は伸びる。あるいはLED照明がどんどん普及すればパワーインテグレーションズの売り上げは伸びる。
それは大統領が誰になろうが関係ない。社会のトレンドとしていっている。
ショッピファイの決算どうですか
第2四半期の決算
EPS予想1セント に対して結果 1ドル5セント
売上高予想5.12億ドル に対して結果 7.14億ドル
売上高成長率前年同期比プラス+97.3%
ショッピファイはマーケットシェアゲイナー つまりシェアを伸ばしていると言える。全然問題ない。
コロナを理由にガイダンスを出さない企業は自動的にダメ決算になるのか
その場合は公表されているその他の数字(売上高、EPS)だけで判断する。
今年後半のダウが軟調と予想されていたが、トランプ大統領の落選を前提にしているという事ですか
端的に言えばそう。大統領任期4年のうち後半2年で不況になった場合、再選は非常に難しい。現職大統領が負けるというシナリオでは、9月10月に株価が下がっているケースが過去多い。
クワイデル 好調だがホールドし続けるのに注意することは
決算を見る。
第2四半期の決算
EPS予想1ドル9セント に対して結果 1ドル86セント
売上高予想1.96億ドル に対して結果 2.02億ドル
売上高成長率前年同期比プラス+86.4%
ぶっちぎりにいい決算引き続きホールドしておいて。
廣瀬さんが情報収集しているサイトはどこですか
ウォールストリートジャーナルとか。Twitterが一番スピードが速い。12人フォローしているが60%くらい情報入ってくる。
ブルームバーグとかウォールストリートジャーナルの記者さんIBD、CNBCなど。
バイオ関係で良いのはCNBCのメグ・ティレルという方。あとIBDのアリソン・ガトリン。元FDA長官スコット・ゴトリーブ。
情報が一番早いのはCNBC NOW(株に特化したテレビ局)。FRBの事に関してFEDウォッチャーのNick Timiraosをフォローしている。債券の関係でよいのはブルームバーグのLisa Abramowicz。
トランプ大統領とか政治関係はCNBCのリポーターでKayra Tauscheが良い。
EBSはジョンソンエンドジョンソン以外のワクチン受注を期待してホールドは危ないか
そんなことない。すでに新型ワクチン関連で売上高がガンガンに上がっている企業はここだけ。どのワクチンが成功しようが、失敗しようが確実にフィーをもらうのはEBS。
ストップロスについて 決算に従って売買する場合はストップロスを入れない方が良いか
決算後は値が乱高下するので持ってかれるリスクが高い。ボラティリティとの相談では。
その他
・アボットなど新型コロナの抗体検査を行っている会社に対する見解
→アボットのテスター非常に評判いい。注目できる会社。
・Amazonが衛星通信本腰入れるそうですが関連しそうな株ありますか
→ボーイング、ロッキードマーティンになるけど宇宙ビジネスはそれらの企業にとって小さいのでほとんど影響ないのでは。spaceXがIPOされれば関連株になると思う。
・ヴァックスアートの下げは調整でしょうか
→yes NYTに辛辣なことが書かれている 自社株買いの事とか。
・モデルナ バイオンテックは治験の結果前に足抜けと言われていたがEBSはどうか
→EBSは9月にジョンソンエンドジョンソンの試験が始まるので少なくとも10月中旬までは遊べるのでは。
・アップル ロビンフッド現象で出来高増えるか
→増えると思う でも株価上昇にはあんまり影響ないのでは
まだ続きます。
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