こんにちは。ハトです😃
最近AI(人工知能)という言葉をよく聞きます。ただのプログラムレベルの物からディープラーニングを使った高度なものまで結構広義に使われています。
しかし本当の意味での知性を獲得したAIはまだ存在していないと思います。もしそのような物が存在したらという興味は人々をとらえて離しません。
最近このテーマの映画を見る機会が多かったので、人間が作り出した機械(アンドロイド)が知性を持ったらどうなるかというテーマの映画で、割と最近公開されたものを紹介します!
ザ・マシーン
監督:カラドッグ・W・ジェームズ 主演:ケイティ・ロッツ
中国と西側諸国が冷戦状態に陥った近未来。英国国防省の依頼を受けて製造していた戦闘用アンドロイド。そこに実際に生きていた人間のアヴァの情報と感情を移植してしまい…
アンドロイドが徐々に感情を学んでいき自我に目覚めていく。
主演のケイティ・ロッツの美しさと演技が素晴らしいです。戦闘シーンも多くカ見所のひとつです。映画の雰囲気や画面作りも独特の暗さがあって引き込まれます。
エクス・マキナ
監督:アレックス・ガーランド 主演:アリシア・ヴィキャンデル
プログラマーのケイレブは、人前に姿を現さない社長の所有する山奥の別荘に滞在する。そこでアンドロイドのエヴァに出会う。ケイレブをエヴァを相手にした心理実験を行うが。
こちらも人間の男と女性型のアンドロイドの話ですが、「ザ・マシーン」とは結構違う展開になっていきます。
「ザ・マシーン」が2014年、「エクス・マキナ」が2015年公開で近い時期に公開されたこと、女性型アンドロイドが両方ともエヴァという名前(ザマシーンはアヴァですが)という共通点があります。
しかし両作品のエンディングは対照的で果たしてAIは人間の敵か味方か?という人間の興味、考えをよく表していると思います。
見比べてみても面白いかもしれません😋
タウ
監督:フェデリコ・ダレッサンドロ 主演:マイカ・モンロー
スリ常習犯のジュリアは何者かに拉致・監禁される。そこで体内にインプラントを埋め込まれ謎の科学者アレックスに苦痛を伴う実験を強要される。
アレックスが開発したAI”タウ”に管理された屋敷を何とか抜け出そうと、好奇心旺盛なタウを味方につけて脱出しようと試みるが。
タウが味方になってくれるのか敵対するプログラムのままなのか、ハラハラドキドキの展開が面白かったです。
私は最後のスタッフロールで結構驚きがありました。吹き替え版で見たので分からなかったですが、だからタウの声優さんが○○だったのかーと思いました。
アイ・アム・マザー
監督:グラント・スプートア 主演:クララ・ルガアード
文明が崩壊した世界。とある地下施設で人間の少女がドロイドに育てられていた。少女はドロイドを”母”と呼びアンドロイドも少女を”娘”と呼んでいた。
外の世界は汚染され生物はいないと聞かされて育った少女だったが、ある日けがをした女性が施設に訪れ教えられてきたことが嘘だったのでは疑い始める。
自分を守ってくれていた存在の”母”の存在に疑問を抱きはじめ、知性や愛情を持った存在なのかただのプログラムされた機械なのかで葛藤が生じる。
メカメカしい外見のマザーが高い知性をもって娘と接しているかのような描写が面白かったです。最終的に少女が選んだ選択(けがをした女性が選んだ選択)も見所です。
ホンモノの気持ち
監督:ドレイク・ドレマス 主演:レア・セドゥー ユアン・マクレガー
アンドロイドが普及し始めている近未来。人間関係の向上に取り組む研究所で働く女性ゾーイは、密かに恋心を抱いていた同僚のコールに衝撃的な事実を告白される。
予告編で大体のネタバレがされるので分かりますが、自分は人間だと思っていたが実はアンドロイドだったゾーイが、自分の感情が知性から生み出されたものかプログラムされたものかで葛藤します。
コールにとって自分は愛情に値しないモノなのか、自分の気持ちは本物なのか?コールの気持ちは?といった葛藤を軸に話が展開されていきます。
主演のレア・セドゥーの演技や存在感が素晴らしいし、映像も美しい場面が多いので見てもらいたい作品です。
まとめ
というわけで最近AIをテーマにした良い映画が多く発表されていると感じたので紹介しました。このテーマは古くから2001年宇宙の旅やブレードランナー、AIなど多くの作品で取り上げられています。
私達の日常でもAIと呼ばれるプログラムが身近になってきている昨今、決して遠い先の未来の話ではないのかもしれません。これからもこのテーマは人々を惹きつけるのだと思います。
何かの参考になれば幸いです!では😄
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