高梁市吹屋ふるさと村へ行ってきた-赤で彩るアート展-

日常
この記事は約3分で読めます。

こんにちは。ハトです😀

まとまった休みを利用して岡山県の高梁市吹屋ふるさと村へ行ってきました。

現在「赤で彩るアート展」が開催されています。(2022/9/10~2022/9/25)

高梁市吹屋観光協会(公式ホームページ) – 09月 赤で彩るアート展 (google.com)

たまたまTVで宣伝してたのを見て行ってみました。アート展が行われている3か所をメインで見てきました。

吹屋ふるさと村

岡山県高梁市成羽町吹屋はかつて銅山とベンガラで栄えた集落です。かつての街並みを残しており観光名所となっています。

石州瓦とベンガラ漆喰壁によって赤い町並みが保存されています。

結構観光客も多かったです。もっと空いてるかと思ってました(失礼!)。

旧吹屋小学校

 

2012年に児童数減少により閉校になりましたが、改装され2022年4月より一般公開されています。

中はきれいに改装されています。独特の作りになっています。

インスタレーション作品も展示されています。

当時使っていたものなどいろいろ展示されています。

かなり小ぶりな学校なので生徒100人くらい?通えればいいくらいかな?(わかりませんが)教室は7つくらいです。最近まで現役だったので私と同世代の人も通っていたんですね。同世代の人が残した絵なんかも展示されていて感慨深かったです。

長尾酒店酒蔵

旧酒蔵を利用して美術作品を展示しています。

 

結構戦争に関する作品が多かったです。

動物の彫刻なんかも展示されていました。

旧片山家住宅

ベンガラ製造で栄えた片山家の邸宅が一般公開されています。

現在はインスタレーション作品が展示されています。

当時の豪商で江戸時代から財を成してきたお金持ちのお家ですが、今の感覚で見ると結構狭いです。

間取りは多いのですが天井が低く階段も昔の日本家屋にありがちですがとにかく狭い。この家に2~3世代が住み、さらに女中さんの部屋もあるのでプライバシーなんてなかったのではないでしょうか。

大きな土間があります。家の3分の1くらいが土間です。昔祖母の家に土間があったのを思い出しました。(こんなには大きくなかったですが)。食事を作るだけでも当時は大変だったのでしょうね。

奥のほうに行くと仕事場や玄米蔵や弁柄蔵などが並んでいます。敷地は割と広いです。

片山家が所蔵していた書物なども展示されています。教育に力を入れていたらしくそれらしい書物もありました。

高価な漆器や子供向けのカルタなどもあり当時はお金持ちしか手にできなかっただろう物もあります。昭和初期の雑誌なんかも残っており大事にしていたのかもしれません。

まとめ

旧吹屋小学校はきれいに改築されていていました。なんとなくノスタルジックな気持ちに浸れました。校長室や職員室も狭いけど味がある作りでした。建物全体も普通の校舎と違ってシンプルだけど面白い作りでした。

旧片山家は当時としてはその地方ではかなりのお金持ちだったはずですが今見ると家の作りも所有していたものも凄いものとは思えません。それだけ今が豊かなのでしょう。

下働きしていた人の写真なんかも残っていましたが、彼らはほぼ一生村からも出ず大した財産も持たず生きていたのかもしれません。飢えないだけましだったのかも。

それくらい特に一般の人は貧しかったのかもしれないと思いました。(何かで読みましたが日本が戦争に突き進んだ理由の一つに農村部の貧しさがあったというものがありました。軍隊に行ったほうがましと思えたかもしれません)。

感想としては結構面白かったです。アート展を主に見に行きましたが、通常の展示のほうが面白かったかも。受付の方も感じの良い人が多くて良かったです。山奥なので交通の便がちょっと悪いですが興味がある方はぜひ行ってみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました