こんにちは。ハトです😃
今回もじっちゃまこと広瀬隆雄さんのYouTubeの要約です。
短期での米国株投資目的と自分の勉強の為に見ています。
話されていた内容を自分のためにもメモ代わりに要約して載せたいと思います。
興味がある方はぜひ本家の方のyoutubeの方もチェックしてください。
今回はロビンフッド族対ヘッジファンドの戦いです。
ゲームストップ株の暴騰
ゲームストップ(ティッカーシンボルGME)、アメリカのゲームソフトの小売りの株がものすごく乱高下した。ロビンフッダーと最大級のヘッジファンドとの間でバトルがあった。
どうしてこういう事が起こったのか。ロビンフッダーはアプリのロビンフッドを好んで使う。大学生とか若いビジネスマンなどの個人投資家が大部分。
投資資金が限られているので個別株のオプションもさせる。小額から投資できるので好んでトレードする。
ストラテジーとしては将来株が上昇することを見込んでコールオプション(将来株を買う権利)に特化してトレードする。アウトオブザマネーのオプションが人気がある。
オプション取引の説明
オプション(英: option)とは、金融商品のデリバティブの一種であり、ある原資産について、あらかじめ決められた将来の一定の日又は期間において、一定のレート又は価格(行使レート、行使価格)で取引する権利のこと。オプション取引とはオプションを売買する取引のこと。選択権取引。
Wikipediaより
オプション行使価格まで価格が上がらないと手数料分が全損になるが、ダウンサイドリスクが限られている。
ロビンフッド族対ヘッジファンドの戦い
ロビンフッダーがゲームストップのコール(買い)オプションを次々と買いあがっていった。マーケットメーカーと呼ばれる人たちが商いを突き合わせる。
マーケットメーカーにはサスケハンナ、シタデルといった証券会社がある。株価が低い時はコールオプションをすぐ買える。株価が上昇してきた場合自分が売り向かったポジションをヘッジするための現物買いをする必要がある。
最初はゼロだがコールオプションが増えると25~100%とヘッジしていかなければならない。
個人投資家の立場からすると個別株オプションは少ない金額で取引できるので、株価が低いほどたくさんのレバレッジを掛けることができる。125倍とか。行使価格に近づくとレバレッジ比率は下がっていく。
ロビンフッダー達はディスコードなどのSNSで情報交換する。ウォールストリートベッツというページがある。徒党を組んで買い進み価格を上げることができる。
価格が上がれば上がるほどデルタヘッジする必要がある。マーケットメーカーの現物買いがさらに株価を上昇させる。
SNSなどを通じて買い進めトレンドを捏造することができる。彼らは素人なのである証券のバリュエーションをはじき出すことは得意ではない。投資ストーリー一発で勝負する。
継続したあおりが必要になる。大きな空売りポジションがある銘柄、それをターゲットにしてショートを担ぐ。
シトロンという空売り筋が担がれた。ゲームストップに同じくショートしていたのはメルビンキャピタルというヘッジファンドののゲイブ・プロトキー。
若手のヘッジファンドマネージャーで過去数年間毎年プラス30%くらいの成績を出していたトップパフォーミングヘッジファンドの一つ。彼ですら今回刺されたということで非常に話題になった。
年初来マイナス30%くらいの成績だったので投資していた年金ファンドなどがお金を引きそうになった。
まず運用資金を安定させなければならないという事でシタデルのケン・グリフィンという大富豪(個人資産2兆円くらい持ってる)がお金を出した。またスティーブ・コーエン、1.3兆円くらいの個人資産を持つ富豪も彼を助けた。
個人投資家の勝利なのか?
昨日の時点では個人投資家が我々の勝利だと快哉を叫んだ。昨日の顛末を見てて危ないと感じた。実際株価を見ると150ドルから60ドルくらいまで落ちている。
その過程でやられている個人投資家も多いはず。全員が勝ったわけじゃない。痛み分けになってる可能性が高い。
資金量で言えば最終的にはメルビンキャピタルとかシタデルとかスティーブコーエンの方が資金量は多い 個人投資家はそれらの連中を甘く見るべきではない。
例えばシタデルとはどういう会社かといえば、IPOの時など気配を建ててるのはシタデル。つまり胴元。 胴元がメルビンキャピタルを助けに行ってる。胴元には勝てない。ゲーミファイもほどほどにした方が良い。
熱狂相場での教訓
解決を考えない投資というものはない。買った株は利食わない限りいつか下がってくる可能性がある。昨日のゲームストップも一度大きく上がって下がった。
ある銘柄買ったら利確しようと思ったら売らないといけない。ゴールドマンサックスに昔ムニューシンというブロックトレードのヘッドがいた。トランプ政権で財務長官をやっていた方の父。
彼の言葉で「zero position is the best position」というのがある。次の自分のトレード面での自由度が最大限にある局面というのはあなたがキャッシュを握っててポジションを持ってない状態。
資金が少ない状態ではポジションを持つと次にできるのは売りしかない。売り圧力と買い圧力どちらが高いかというと売り圧力の方が高い。
隣人も同じ状況。みんな儲かるのは良い状況だが同時に考えないといけないことは、自分が隣人を裏切るのはいつだろうというのを考えないといけない。裏切らないと逆に裏切られるのはあなたの方。あなたの隣人を憎みなさいという事を言っている。
みんながテスラ上がった良かったと熱狂しているときは冷めなさいと言っている。クールな頭で状況判断しないと負けるのはあなただから。
YouTubeの更新頻度が高くなってきたので一旦じっちゃまフォローシリーズを辞めます。他にも同じように詳細をアップしている方も増えてきたので。これからも広瀬氏のYouTube、Twitterを参考にさせていただこうと思っています。
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