【米国株投資】じっちゃまのYouTubeをフォロー。8月25日放送分を紹介①~ダウ工業株価平均指数銘柄入れ替えとクソ株投資について~

株式投資
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こんにちは。ハトです😃

今回もじっちゃまこと広瀬隆雄さんのYouTubeの要約です。

短期での米国株投資目的と自分の勉強の為に見ています。

話されていた内容を自分のためにもメモ代わりに要約して載せたいと思います。

興味がある方はぜひ本家の方のyoutubeの方もチェックしてください。

Takao Hirose
広瀬隆雄のチャンネルです。投資教育に関するコンテンツをUPしてゆきます。

放送時間が長いので何回かに分けたいと思います。

今回はダウ工業株価平均指数銘柄入れ替えとクソ株投資についてです。


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NYダウ 工業株30種の入れ替えについて

ダウ30の銘柄の入れ替えがあった。エクソン、レイセオン、ファイザーがダウ30から抜けて、セールスフォース(CRM)、アムジェン(AMGN)、ハネウェル(HON)が入った。

8月31日から入れ替わる。なぜこのタイミングで銘柄入れ替えがあったか。アップルの株式分割(4対1)が引き起こしている。

入れ替えの理由と算出方法

そもそもダウ平均は誰が決めているのか。

S&Pダウジョーンズ社が管理している。そこから3人が選出され、ウォールストリートジャーナルから2名が選出される。合計5人で指数委員会が構成されている。彼らが定期的に集まって合議で指数変更をきめる。

指数委員会は定期的に会合を持つが、今回のアップルのように指数採用銘柄に変化が出た時、コーポレートアクションが出た時は臨機応変に対応する。

アップルはダウ30に占めるウェイティングが一番大きい。12.2%。そのほかユナイテッドヘルス7.5%、ホームデポ6.95%、マイクロソフト5.2%、マクドナルド5.2%、ゴールドマンサックス5%、VISA5% ボーイング4.3% スリーエム4%、ジョンソンエンドジョンソン3.7%などなど。

どうしてこういう比重になるかと言えば、ダウ平均は単純株価平均という手法を使っている。個々の銘柄の株価を全て足して除数で割った数字がダウ平均の指数になる。

しかし、株式分割などが行われると株価が変わるので(アップルは今503ドルくらい。株式分割すると4分の1になる。その代わり株数は4倍になる。トータルで見たアップル株のバリューは一切変わらない。ちなみにテスラも株式分割を発表している)、株価が大きな銘柄ほど指数に占めるウェイティングが高くなる。

株式分割があると指数が下がるので指数が大暴落するような印象を与えてしまう。除数(デバイザー)で調整する。指数の継続性を調整する。

コーポレートアクションがあるたびにデバイザーを変えて調整している。

銘柄入れ替えによる影響はあるのか

今回銘柄入れ替えによって売買を喚起するのでは考えるかもしれないが、ことダウ30に関しては銘柄入れ替えと、それによる個々の銘柄に対する需要はほとんど何も関係がない。

機関投資家が運用しているポートフォリオはMSCI(モルガンスタンレーキャピタルインターナショナル)という指数会社が出してる指数にベンチマークして運用している。

一部の会社はSP500をベンチマークして運用している。ダウ30をベンチマークにして運用している機関投資家はいない。

ETFにDIAというものがありダウ30に連動するものがあるが小さいのであまり関係ない。ダウに採用されようがされまいが株式の需給関係は変わらない。

なぜダウは有名なのに機関投資家は参考にしていないか。理由は①30銘柄しかないから。②単純株価平均なので使いにくい。時価総額平均の方が機関投資家は使いやすい。

今回のダウの銘柄入れ替えはあまり重要じゃない。

今 個人投資家が置かれている状況 について(個別株の高騰)

今日の我々個人投資家が置かれた状況を考えてみた時、運用しにくくなっていると感じる。

絶対株価がすごく高い。Amazonなら3300ドル、テスラなら2015ドルとか1株買うにしても2,30万円投資しないといけない。

個人投資家にはきつい。Amazon好きだけどAmazon株買えないという状況が出てくる。なので株式分割をどんどんやればよいと思う。

アメリカには日本のような単元株制度(100株単位から購入する制度)というものはない。

なぜ単元株制度というものがあるかというと昔は紙と鉛筆で場立ちで取引してた。1000株単位とか。1000株以下は板汚しと言われ馬鹿にされていた。その頃からの証券会社の傲慢、横柄な姿勢があるのでは。そういうくそな制度があった。(今でも日本は基本的に単元株制度)

アメリカの証券業界の現状(フラクショナル投資について)

アメリカの証券界は非常に憂慮している。証券会社は個人投資家を大事にしようと気にしている。

例えばフラクショナル投資(1株以下)というものを提案し始めている証券会社が増えている。

力を入れているのはフィデリティ証券。投資信託もやってるしネット証券もやっている会社。個人投資家に対するサービスに力を入れている。

これまでの1株単位、10株単位などをやめて一定金額(100ドル等)で購入できるという事をやろうとしている。Amazonの株式を100ドル分買うなら、例えば0.03株の株主などもできる。

発想の転換するなら株数単位で買うか金額単位で買うかの違いで、今はネットで株を購入できるので1株単位なんかくそどうでもいい。消費者にとっては金額単位の方が買いやすいのでは。

SBIネオモバイル証券

個人投資家がポートフォリオを組むときに気を付けるべき事

アメリカに上場している株式の平均的な株価は今150ドルくらい。1988年くらいは30~40ドルくらいだった。ずいぶん1株の価格が上がってきている。

どういう問題を引き起こすかと言えば Amazonやテスラは高すぎて買いにくくなっている。そうなると低位株(バリュエーションの話ではなく表面価格が安い株 )を買うようになってくる。

ポートフォリオの中身が低位株ばっかりになる現象が起きてしまう。

低位株にどういうのがあるかと言えば、IPOしてから日数が浅い企業(例えば前回紹介のロケットカンパニーなど)がある。

しかし低位株の大部分はぼろ株。低位株ばかり投資しているとポートフォリオの中身がくそ株だらけになる。

それを避ける一つのやり方はSP500などに投資してバランスを取り戻す。日本がフラクショナル投資を本格的に導入するまでは、SPY(SP500連動型ETF)などを買うなどしてバランスを取らないといけないという話。

続きます。


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