こんにちは。ハトです😃
今回もじっちゃまこと広瀬隆雄さんのYouTubeの要約です。
短期での米国株投資目的と自分の勉強の為に見ています。
話されていた内容を自分のためにもメモ代わりに要約して載せたいと思います。
興味がある方はぜひ本家の方のyoutubeの方もチェックしてください。
放送時間が長いので何回かに分けたいと思います。
今回はズームインフォの決算について 「セールスサイクル」、「リニアリティー」とは?というテーマです。
ズームインフォは以前IPOした時から同YouTubeで紹介されていた会社です。詳細は以下の通りです。
ズームインフォ・テクノロジーズは米国のマーケティング・ソフトウェア企業。主に営業、マーケティング、人材発掘、顧客開拓などに必要なソリューションをSaaSベースのサービスで提供する。同社ソフトウェアは特定の顧客層をターゲットにした営業やマーケティング、顧客のデータ管理、カスタム・ソリューションを可能にする。本社所在地はワシントン州バンクーバー。
Yahoo!Japanファイナンスより
じっちゃま紹介の株は上がっているものも多いですが、百発百中ではありませんし購入においては自己責任でお願いします。
にしてもじっちゃま更新頻度HAEEEEEEE!!! 🤣
ズームインフォ(ZI)の決算について
結論から言うと買いだと思う。決算は良かった。
決算 第2四半期 EPS予想5セント に対して結果 7セント
売上高予想1.06億ドル に対して結果 1.11億ドル
売上高成長率前年同期比プラス61.9%
修正営業マージン49% ちゃんと儲かる体質になってる
営業キャッシュフロー 2530万ドル
ガイダンス
第3四半期 EPS 予想8セントに対して 新ガイダンスレンジで8-9セント
売上高予想1.13億ドル 新ガイダンスレンジで1.16-1.18億ドル
2020年通年 EPS 予想28セント に対して新ガイダンスレンジで29-30セント
売上高4.41億ドル に対して新ガイダンスレンジで4.51-4.55億ドル
「セールスサイクル」と「リニアリティー」
決算カンファレンスコールで経営陣から大口の顧客に関してセールスサイクルが5月にちょっと伸びたというコメントがあった。
それを聞いたアナリストが飛び上がった。
セールスサイクルとは会社の営業マンがセールスをかけた時から成約までの日数をいう。
複雑な商品、高額な商品、詳しい説明を必要とする商品、説得を要する商品はセールスサイクルが長い。
例を言うと旅客機、石油精製プラントなど売りにくい商品の事。
セールスサイクルがのびた理由としては①商品が売りにくい環境になった②商品に問題があるのでは、という事が考えられる。何か悪いことが起きる予兆とみられる。
何らかの理由でセールスサイクルが伸びてしまった場合、決算までに営業ノルマが達成できなくなる可能性があるので期末にむりやり達成させる。
結果として波を打った営業成績(最初の数か月は売り上げが悪く期末に急に売り上げが伸びる)ができる。
こういった状態をリニアリティー(線形)がないという。売り上げがでこぼこになる。
期末に集中して売上高が立つ →ホッケースティックという。(グラフの形がホッケースティックに似ている為)
ホッケースティックになっているかどうかはバランスシートの売掛金の残高を見れば分かるかもしれない。
無理して四半期決算作った場合損益計算書上はいい数字出来るが、貸借対照表では売掛金が大きくなる。(契約まではこぎつけたが売掛金回収までには至っていない為)
期末に相当苦労したなとうかがい知れる。
結果としてはZIの売掛金残高は去年とほとんど変わっていない。
セールスサイクルの伸びに対する説明とそれに対してどう考えるか
ズームインフォの決算はリニアリティーに問題ないのでは。なぜなら売掛金が前年と比べて大きくなっていなかったから。
経営陣の説明では4、5月に在宅が増えて営業マンが外に出れなくなり引き合い(需要)は増えた。しかし景気が悪い時に大きな商談をすることに躊躇するお客が多かった。なのでセールスサイクルが伸びたが6月には全て約定したと説明があった。
話半分に聞いていたが数字的には問題ないのでは。
教訓としてサブスクリプション銘柄、SAAS銘柄でも全部同じではない。頑張って売らなくても良い商品もあるが、ZIの場合頑張って繰らないといけない。
データベースは1年と3年契約がある。すぐに解約できない。高価。逆に言えば1年後に解約される可能性もある。
サービスがどれだけ役に立つか愛されているか契約数ではわからない。なのでusage(使用、使用料)やどれくらいログインしているか、お客の役に立っているかをもう少し経営陣が開示した方が良いのではと思う。
続きます。
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