薄給激務のブラック企業に勤めていた時の話(後編)

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こんにちは😃

それでは後編です。

辞めることになったきっかけ

何とか頑張ってきたのですが、7年目についに辞める決意をします。そのきっかけは色々ありますがその内の幾つかを挙げてみます。

労働環境がさらに悪くなった

工場が移転することになり勤務先が遠くなりました。それまで片道20㎞くらいでしたが、片道40㎞になってしまいどんなに頑張っても車で1時間以上かかるようになりました。

ちょっとした遠出レベルです。それでも半年くらいは毎日往復80㎞を車で通勤していました🥶

さらにそれまで日勤だったのが交代制になり夜勤もするようになりました。当然夜勤手当は出ません。しかも12時間労働の休憩1時間しかなかったので余計しんどくなりました。

何より夜勤が自分的には体に合わなかったです。睡眠が上手く取れず体調がすぐれない日が多くなりました。

人間関係が悪くなった

それまで上司とは反りが合わなかったですが、同僚や後輩とは割とうまくやっていました。

しかし工場移転に伴う配置転換や仕事内容の変化で関係性が変わり、徐々に後輩ともぎくしゃくするようになりました。あまり仲が良い人が職場にいなくなってしまいました。

別部署で働いていた人が仕事中に倒れる

同じ工場に営業部門かどこかから異動してきた自分よりも10歳くらい年長の方がいました。

それまである程度の役職についていた人でしたが、何か失敗したのか上からの指示でそれまでと全く関係ない(自分の勤めていた)工場に異動させられました。

慣れない仕事プラス激務だったこともあり、仕事中に倒れ救急車で運ばれていくその人を見てこの会社はヤバイと改めて思い、自分の将来を考え転職活動を真剣に進めるようになりました。

転職活動、今の会社に就職、現在に至る

私は30歳を超えていましたが、当時景気が良かった事も功を奏したのか、割とすんなり転職することができました。

それまでとは全く違う職種、ある程度年齢を重ねた上での転職という事でかなり覚悟をもって転職しましたが、幸い今勤めている会社は以前よりはまともな所で温かく迎えていただきました(給料は以前よりは少し下がったと思いますが、今は大分上がったので結果オーライです)

まとめ

私の経験から何か教訓?めいたものを挙げるとすれば以下のようなものでしょうか。

人のマインドブロックは中々外れない

人間、自分の見える範囲での狭い世界で生きていることが多いです。私も上記のようなひどい環境で働いていましたが、それ以外の世界を知らずとにかく頑張って働かなければいけないという考えがありました。

本当に何一ついいところがないという状況に追い込まれて初めて行動を起こすことができました。それくらい固定観念は変えにくいものだと思います。

少し話は変わりますが、今の会社に転職した後何度かお見合いをする機会がありました。そこで出会った女性達に聞いた話では、ほとんどの会社でサービス残業をしているようでした。(酷いところでは毎日数時間)

多くの中小企業ではそれが当たり前なのはわかりますが、しかし私の今の勤め先は100%残業代が出るので逆にそれが普通ではないように感じました。

色々な情報を積極的に取り入れるべきです。

今は石の上にも3年の時代ではない

私の若い頃は転職するにしても3年は同じ会社で働いていないと根気がないと思われ、次の転職先も決まりづらいという風潮がありました。

しかし今は終身雇用も崩壊し、働き方も色々な選択肢があります。あまりに早く辞めてしまうのはよっぽどやばい会社以外はどうかと思いますが、ある程度会社を利用してステップアップするくらいの考えでも良いような気がします。

若い頃の苦労は買ってでもしろという言葉がありますが、私はあまりそうは思いません。

成長できるような良い環境で自分のために一生懸命やるのは良いと思いますが、私がやったような苦労をする必要は全くないと思います。

どんな会社でも良いところはある?

矛盾したことを書いているようですが😅私がいたブラック企業にも良いところは少しはありました。

部長だったと思いますが、OFFJTに力を入れている人で他でも通用できる人材を作りたいという考えを持っている人でした。

朝礼の時間や昼休みなどにビジネスマナーや仕事の考え方、5S、改善など色々な事を教育してくれていました。

その当時は面倒だなと思っていましたが、結局その知識や考え方は今の会社で働くうえでも活きています。そういう意味では感謝しています。ただその部長も途中で辞めちゃいましたけどね😋

あと、仕事で少しくらい遅くなっても何とも思わないメンタルが身についた事がしいて言うなら良かったことかもしれません。

ブラック企業でも何かしら良い所はあるかもしれませんが、得るものを得られたら基本的にブラック企業からは離れるべきでしょう。

結論、ブラック企業は淘汰されるべき

どんな会社にも良い所、悪い所はあると思いますが、いわゆるブラック企業は淘汰されるべきだと思います。

働く側としてはブラック企業とは早々に縁を切るべきです。無能な経営者の茶番に付き合う必要はありません。

自分がブラック企業に勤めてるかもと感じたら(好きな仕事でない限り)別の道を模索したほうが良いと思います。そこでなくてもあなたが活きる道は必ずあると思います。

短い人生の貴重な時間をそんな会社のために使うのは無駄以外の何物でもありません。転職するなり、副業、副収入の知識を身に着けるなりしてより良い人生を歩みましょう。


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コメント

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